●江戸和本●和歌初学抄 寛文2年板 藤原清輔作 歌学 歌論書 節約 古版 稀書

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和歌初学抄(寛文2年) 【判型】大本5巻5冊。縦258粍。 【作者】藤原清輔作。 【年代等】寛文2年1月刊。[京都]村上勘兵衛板。 【備考】分類「歌学」。平安時代後期成立の初学者向け歌論書。漢字かな交じり。目録、巻1:古歌詞、巻2:由緒詞、秀句、諷詞、似物、必次詞、巻3:喩来物、物名、巻4:所名、万葉集所名、読習所名、巻5:両所詠歌。川上新一郎「『和歌初学抄』伝本考」によれば、『和歌初学抄』の諸本は異同が多く、「秀句」と「物名」の項において、各標目の下に列挙される語句が少なく整然としているⅠ類本と、語句が多く雑然としているⅡ類本とに大別されるが、寛文2年版本はⅡ類本の末流本(西尾市岩瀬文庫HP)。/平安時代の歌学書。単に「初学抄」また「初学」とも呼ばれた。現存本は、奥書によれば摂政松殿藤原基房の命により嘉応元年(1169)7月に成立。ただし、『和歌現在書目録』に本書が載ることから、仁安年間(1166-69)以前に作られたものを、嘉応元年に抄出したかとも推測されている。内容は、序の体裁で、題意を理解し、題材の本意を重んずべきこと、古いやさしい詞を選んでなだらかに続けるべきことを説く短文の総論を掲げ、以下、「古歌詞」「由緒詞」「秀句」「諷詞」「似物」「必次詞」「喩来物」「物名」「所名」「万葉集所名」「読習所名」「両所ヲ詠ム歌」の12項から成る。和歌初学者のために、和歌の用語と修辞・歌枕を中心にまとめた手引書で、『了俊一子伝(了俊弁要抄)』にも「詞のため稽古には、初学抄」として、本書をあげている。巻頭の序に、簡単ながら清輔の詠歌論が述べられている点で注意され、また『万葉集』関係の修辞がかなりの比重を占めることも目を引く(「日本古典文学大辞典」参照)。 ★原装・題簽付・概ね美本(5巻小虫補修)。記名なし・蔵書印なし。

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